宿泊券 あすから受け付け開始 「お一人様」はダメ なぜ?(KKB鹿児島放送)
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新型コロナの影響で打撃を受けた宿泊施設などを支援するため、県民を対象に最大1万円分の宿泊券を補助する鹿児島県のキャンペーンの受け付けが13日から始まります。
県は新型コロナの経済対策として、県民が県内のホテルや旅館で使える1人あたり1万円分の宿泊券を4万人分給付するほか、1組あたり3000円分のタクシー券を給付する「ディスカバー鹿児島キャンペーン」を実施する方針で、今月2日の県議会で関連の予算が成立しています。
第1弾の申し込みは13日から今月22日まで、電話とインターネットで1日2000件を上限に受け付ける予定で、受け取りは電話の場合は郵送、インターネットの場合はメールで、今月20日から利用が可能です。
ただ宿泊券の申し込みは1室2人以上の利用が条件で、ビジネスでの利用は対象外となっていて、12日の県議会で疑問の声が上がりました。
(産業観光経済委員会 桑鶴勉 議員)
『観光だろうがビジネスだろうが、泊まってもらってお金が落ちれば、それが一番の目的』
これに対し県の担当者は、ビジネスでの利用についてこう説明しました。
(県PR・観光戦略部 木場信人 部長)
『会社の経費でお泊りになる方は、こういう事業がなくても泊まるので、そういう方に使って頂くと新たな需要は生まれない』
宿泊業界はどう受け止めているのでしょうか。
(県ホテル旅館生活衛生同業組合 淵村文一郎 理事長)
『第1弾についてはスピード感を持って対応していただき非常にありがたいと思う。ビジネスでなくても旅行という観点で考えても、お一人の利用が対象になればありがたいなと思う』
県は7月下旬から始まるキャンペーンの第2弾では、一人での宿泊やビジネス利用についても検討するとしています。