動物保護の「神様」の家は「地獄」と化していた 目撃者が語る現場の実態(J-CASTニュース)

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「えらいこったと思いましたね。なんと、犬や猫の糞尿が、天井高くまで積もっていたんです。これは大事件だと思い、その場でライブ配信を始めました」  配信を見て駆け付けた他の動物保護団体のメンバーらも、次々に家の中に入り、大騒ぎになった。  報道によると、京都府警の八幡署も6月5日に女性宅を家宅捜索して、数十匹の死骸を確認した。白骨化、ミイラ化したものもあり、家の中はゴミも散乱していた。府警では、動物愛護法違反(虐待)の疑いもあるとみて捜査している。  府の山城北保健所は12日、女性に犬や猫を適正に飼うことや状況の改善を指導したと取材に答えた。19年3月ごろから、「犬が朝方吠える」「悪臭がする」と近所から苦情が寄せられ、20年5月には、虐待を疑う通報もあったが、女性に断られたため家の中には入れなかったという。  女性は、20年ほど前からボランティアを始め、年老いたりケガをしたりした犬や猫も引き取ったので、関係者から「神様」扱いされていた。年間200匹ほども引き取っていたが、生きて見つかったのは、犬21匹と猫4匹だけだった。  ペットを巡っては、「多頭飼育崩壊」によるトラブルが全国で問題になっている。しかし、川田代表は、女性のケースは違うのではないかと言う。 「この方は、頼られて断り切れずにたくさん飼ったのではなく、『困った犬おらへん?』と自分から積極的に声をかけて集めているんですよ。世話をし切れないことを知っていて、そうしているのではないかとも疑っています。『老犬専門だから』とも言っており、死ぬのを待っていたのではないかとさえ思ってしまいますね」  大阪・毎日放送(MBS)が6月5日に流したニュースによると、女性は、「普通にエサとか毎日ちゃんとやっていました」と同局の取材に答えた。犬や猫の死骸は20~30匹ぐらいあるといい、その理由については、「看取り覚悟で保護していた子たちばかりなので」と話していた。 (J-CASTニュース編集部 野口博之)

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(2020/06/12)