【ホラー映画コラム】玉石混交の投稿動画界隈でもかなり玉側!「やりすぎ感」が特徴の大御所シリーズ(映画.com)

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 [映画.com ニュース] Twitterのホラー界隈で知らぬ者はいない人間食べ食べカエル氏(@TABECHAUYO)によるホラー映画コラム「人間食べ食べカエル テラー小屋」では、“人喰いツイッタラー”が、ホラー映画専門の動画配信サービス「OSOREZONE」の配信中のオススメ作品を厳選し、その見どころを語り尽くす! 今回は、大御所シリーズ「封印映像」を紹介する。  本コラムを読んでくださっている方ならご存知かと思うが、視聴者から送られてきた恐怖映像を紹介する、いわゆる投稿動画系の映像作品群の中に「封印映像」というシリーズがある。このシリーズは、毎回3~4本の恐ろしい投稿動画を取材も交えながら紹介するのだが、その最大の特徴は「やりすぎ感」だ。  幽霊は当たり前のようにクッキリ映るし、それ以外にも人間を超越した狂人や、果てにクリーチャーや妖怪まで出てくる。そして、そこそこの確率で人が死ぬか廃人になってしまう。映像は毎回バラエティに富んでおり、今度は何が映るのかと、つい手を伸ばしてしまう魅力がある。実はすでに40巻以上も出ている大御所シリーズだが、今回はその中から第41巻を取り上げ、収録されている計4エピソードそれぞれの内容について書いていきたい。  一つ目の映像は「ツーリング」。投稿者の男性がツーリングコースのある峠に向かう道中を、バイクに取り付けられたカメラから映し出す。その映像の中に恐ろしいものが映り込んでいた……。  まずは王道の心霊映像からスタート。白昼の山道をバイクで走る投稿者。途中で道に迷い、通行人に目的地の峠の場所を聞くが、その名前を出した途端に通行人の雰囲気が変わる。それでも何とか道を聞き、ようやく峠に着く。そこで、ある異様なものが映る。道端に靴や免許証が不自然に落ちているのだ。アイテムを道にただ置く事で、お手軽に気味の悪さを演出。これは中々いいアイデアだ。このタイミングで、ただのドライブ映像から一気に空気を変えると、あとは怒涛の心霊嫌がらせ! チラリズムに心霊音声、トドメの一撃を華麗にキメる。特段恐ろしいわけではないが、ここまでの巻数を積み重ねてきたからこそ出来る、熟練の心霊技を堪能できる。テンポを重視した心霊現象の重ね撃ちが冴える。安定感すら感じられる堂々の1本目である。  続く2つ目は「お葬式」。これは女性が葬式のため家族と実家に帰省

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(2020/06/12)