MLBシーズン再開未定も「フィールド・オブ・ドリームス」工事着々(東スポWeb)

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 大リーグと選手会はいまだシーズン再開の合意に至っていないが、8月13日(日本時間14日)に組まれているヤンキースとホワイトソックスの公式戦「フィールド・オブ・ドリームス」がなおも実行予定で工事が進められていることがわかった。  とうもろこし畑から、ホワイトソックスの選手が突然出てきて野球の試合をするシーンを覚えている人も多いのではないだろうか。1989年に公開されたケビン・コスナー主演の名作「フィールド・オブ・ドリームス」だ。ロケ地となったアイオワ州ダイアーズビルの農場で公式戦が開催されることは昨年8月に発表された。  大リーグは600万ドル(約6億4000万円)をかけ、実際に使われたグラウンドのすぐ隣に新たな野球場と8000席の特設スタジアムを建設する方針を明らかにしていたが、ジョージア州にあるCBS系列のテレビ局「13WMAZ」が伝えたところによると現段階では観客を入れる予定で工事が進められているという。  ダイアーズビルは4000人規模の小さな町。実際に試合が行われればアイオワ州で初めて大リーグの試合が開催されたことになる上、野球以外にも様々なイベントが企画されているため、大きな経済効果が期待されている。無観客試合となったとしても「映画のように畑の中で選手らだけが試合をする場面がよみがえるのでは」と映画の再現を望む声もある。  大リーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーは10日(同11日)に大リーグの番組内で「今シーズンは必ず行われる」と話したが、映画の名ぜりふ「それを作れば彼は来る」のように選手らはダイアーズビルに現れるのだろうか。

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(2020/06/12)