【MLB】ドラフトで生まれた珍事に米注目 インディアンスに同姓同名左腕誕生か?(Full-Count)
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MLBのドラフトは11日(日本時間12日)、2日目を迎え、2巡目から5巡目までの指名が行われている。新型コロナウイルスの感染拡大により従来の40巡目から5巡目まで縮小され、リモートで開催された今年のドラフト。インディアンスの2巡目指名が生んだ偶然に米メディアが注目した。
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インディアンスは2巡目(全体56位)でフロリダ国際大の左腕ローガン・アレン投手を指名した。実はインディアンスにはすでに別の「ローガン・アレン投手」が在籍。同じチームに同姓同名投手が所属する可能性が浮上したのだ。
“初代”のローガン・アレン投手は2015年にレッドソックスから8巡目(全体231位)で指名され、その後パドレスへ。パドレスで昨季メジャーデビューを果たすと、7月にトレードでインディアンスに加入した。インディアンスでもメジャーで1試合に登板している。この2人は左投手というところも一致している。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は“2代目”ローガン・アレンの指名を受けて自身のツイッターで「MLBの歴史上で少なくとも1試合に出場したローガン・アレンが1人いる:現在インディアンスのロースターにいるローガン・アレンだ。そして彼らはMLB史上で2人目のローガン・アレンを(メジャーリーグのロースターに入る選手として)チームに抱えるチャンスがある。全体56位で別のローガン・アレンを指名した」と、この偶然をレポートした。
この他にも「MLBネットワークラジオ」の司会者マイク・フェリン氏は「1つのチームが抱えられるローガン・アレンは何人まで?」と、また、米マイナーリーグのレポーターであるサム・ダイクストラ氏は「インディアンスの左腕ローガン・アレンが一番新しいローガン・アレンと出会う」、パドレスの実況を務めるジェシー・アグラー氏が「インディアンスが将来ローテーションにローガン・アレンという左腕を2人抱える可能性がある」とツイートした。
なお、“2代目”ローガン・アレン投手は2017年にもオリオールズから16巡目(全体488位)で指名されているが、この時は入団せず。昨年の日米大学野球のアメリカ代表として来日しており、第4戦で先発、海野隆司(現ソフトバンク)、郡司裕也(現中日)に本塁打を浴びている。