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　東京都は11日、「東京アラート」を解除したうえで、翌12日0時に休業要請の緩和の段階を「ステップ2」から「ステップ3」へ移行すると発表した。第二波に備えた体制などについても明らかにした。 【この記事に関する別の画像を見る】 　「ステップ3」では適切な感染拡大防止策を取ったうえで、これまで休業要請のあった遊園地や麻雀店、パチンコ屋、ネットカフェ、ゲームセンターなど多くの施設も営業を再開できる。感染状況に関する指標が改善したことを受けたもの。 　さらに、飲食店などへの営業時間の短縮要請、および休業要請は19日に全面的に解除される。接待を伴う飲食店、ライブハウスなども同19日に営業を再開できる。 　東京都は、感染拡大防止と経済社会活動との両立を図る出口戦略として、「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ」を策定して都民向けに公表している。そのなかで、休業要請の緩和を「ステップ0」から「ステップ3」までの4段階で示している。 　11日に解除された「東京アラート」は、東京都が新型コロナウイルスの感染状況に悪化の傾向があるときに、都民に警戒を呼びかけるもの。発動中はレインボーブリッジと東京都庁舎のライトアップが赤色に変更される。感染状況に悪化の傾向があり都民に警鐘を鳴らす必要があれば発動し、必要がなくなれば解除される。

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(2020/06/11)