Netflix発「攻殻機動隊 SAC_2045」が世界中の大人を惹きつける理由【前編】(VOGUE JAPAN)

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「攻殻機動隊」の起点は、士郎正宗原作の漫画作品だ。それを初めて映像化したのが、1995年に公開された映画『GHOST IN SHELL / 攻殻機動隊』。以降、テレビアニメシリーズやハリウッド実写化、続編などさまざまなスタイルで展開される。それらは原作をベースとしながらも、キャラクターの設定や時代背景はそれぞれ異なり、まるで別のコンテンツのように成立している。 2020年4月23日にNetflixで配信された最新作「攻殻機動隊 SAC_2045」では、2045年のロサンゼルスと東京を舞台に、「攻殻機動隊」史上初となる、全編フル3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)が採用されている。 構想段階から「攻殻機動隊」と3DCGは親和性が高いと監督たちはみていたものの、この意欲的なチャレンジには、ある意外な理由も含まれていた。これまでのシリーズで描かれてきた作画アニメーションのクオリティを落としたくないが、当時のスタッフを集めるのは困難。その解決策が3DCGだったのだ。中でも実際の役者が演技をし、それをデジタルに取り込んでアニメーションを作る「モーション・キャプチャ」と呼ばれる手法をとった。 まるでヴァーチャルゲームの世界に放り込まれたような不思議な感覚を味わえる本作。3DCG映像が駆使されることで、脳をネットワークにつないだり、義体化した身体をテクノロジーで操作したり、本作で表現される少し先の未来をよりリアルに体感できるのだ。

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(2020/06/11)