アメリカの株高はちょっと楽観的すぎないか(東洋経済オンライン)

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 つまり、アメリカ経済が、歴史的な落ち込みとなった4月の最悪期から、5月に回復に転じたことが雇用統計で示されたのである。一方、5月の雇用回復が、アメリカ経済のV字軌道での再開を意味するとは言い難い。5月に雇用が大きく増えたといっても、3、4月の2カ月間で経済封鎖によって2200万人もの雇用が失われ、経済再開の初月でその10%強が5月に戻っただけである。  先に述べたが、株式市場は雇用統計のビッグサプライズで大幅高となったが、サプライズの主たる要因は、上述したテクニカルな要因であり、多くの市場参加者が認識していた5月の経済再開が雇用統計で示されだけである。株式市場の大きな反応は、今後の経済活動や企業業績がV字軌道で回復していく期待が、より強まったことを意味するだろう。

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(2020/06/11)