虎ノ門ヒルズ駅直結 グルメ街「虎ノ門横丁」オープン(産経新聞)

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 虎ノ門ヒルズビジネスタワー(東京都港区)に11日、飲食店街「虎ノ門横丁」がオープンした。食通が太鼓判を押す26の名店が小道に沿って立ち並ぶ横丁スタイルで展開。食文化の薄かったビジネス街に新たな「虎ノ門グルメ」を根付かせる。  虎ノ門横丁は、先日開業した東京メトロ日比谷線新駅「虎ノ門ヒルズ駅」に直結する同ビル3階に誕生した。新型コロナウイルス感染拡大防止など混雑緩和を図るため、多くの店で無料通信アプリ「LINE」を活用。順番待ちやテイクアウトのモバイルオーダーなど、利便性とともに安心して利用できる環境整備に努める。  「『人と人がつながる場所』を目指してオフィスビルの中に横丁スタイルを取り入れた」と、店舗監修などを務めた食の月刊誌「味の手帖」編集顧問で「タベアルキスト」のマッキー牧元氏。客同士、店と客、店同士のつながりから、「食の新しい未来が生まれる場所にしたい」と話す。  寄合席では各店の料理を持ち込み、飲食することが可能だ。気になるメニューを食べ比べたり、カウンター席で気軽につまむなど、「1軒に居座っても、食べ歩いてもいい。それぞれの楽しみ方を見つけられる」(牧元氏)。  おいしさや格を求めてバブル化していた日本の外食文化だが、コロナ禍で外食への意識が見直されているという。自分の心や健康のため、食事を共にする人に喜んでもらうなど、味だけではなく「外食という空間の非日常を楽しんでほしい」(同)。今後もさらにメニューやイベント、食べ歩きの楽しみ方などの提案を続けていく。  東京五輪に向け整備が続く虎ノ門。だが、食文化としてはまだ「無色の状態」。虎ノ門横丁を通じて、「虎ノ門においしい色を付けたい」と牧元氏は意気込む。(鈴木美帆、写真も)

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(2020/06/11)