予防策不十分で拡大か 大阪市の集団感染「なみはや病院」厚労省が報告書 (産経新聞)

【リンク先抜粋】
 大阪府市は11日、患者や看護師ら計133人が新型コロナウイルスに感染した大阪市生野区の「なみはやリハビリテーション病院」について、厚生労働省のクラスター対策班がまとめた調査報告書を公表した。感染予防策を徹底しないまま看護師らスタッフが患者に対応したことで、院内感染が拡大した可能性があると指摘している。  報告書は5月24日付。感染拡大の要因として、医療用マスクや消毒用アルコールなど医療資材の不足を受けて、患者に接する際の基本的な感染予防策が不十分になっていたと指摘。感染源は特定できないが、病棟を行き来していたスタッフが患者らの感染を媒介した可能性があるとした。  また、食堂や休憩室など密になりやすい空間でスタッフらがマスクをせずに会話していたことなども感染拡大につながった要因として考えられるとした。  同病院をめぐっては4月、陽性の看護師2人を働かせたとして大阪市保健所が行政指導していた。対策班は同20日から調査していた。大阪府の吉村洋文知事は「院内感染を防ぐため、(医療物資の支援など)各病院をサポートする体制を整えたい」とした。

続きはこちら

(2020/06/11)