賞金女王の鈴木愛「少しずつ調整」今季初戦へ焦らず(産経新聞)
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女子ゴルフの日本ツアー賞金女王、鈴木愛が11日、オンラインで記者会見し、開幕戦として決まった25~28日のアース・モンダミンカップ(千葉県カメリアヒルズCC)へ向け、「スイングは完成には程遠いが、コースに入ってどれだけできるか。やってみて、少しずつ調整していきたい」と焦らずに大会へ臨む考えを明かした。
約3カ月の自粛期間中は体力トレーニングを優先させたという。2020年と21年は統合されて一つのシーズンになる。「練習の虫」として知られるが、長いシーズンになることを見据え、ショットやパットなどの技術練習はあえて制限した。代わりに家庭菜園やスポーツのための食事学の勉強などに取り組み、心身のリフレッシュに努めた。
今季初戦は無観客で開催される。「悲しいが仕方ない。これからも無観客は何試合かあると思う。それを踏まえた上で回れたら」。東京五輪代表の最有力候補でもある。来夏に延期となったが「この1年で成長し大きく変わりたい。完成度を高めて頑張りたい」と力強く語った。(上阪正人)