DeNA柴田、準備実った会心の一発(産経新聞)

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 少ないチャンスで確実に仕留めた。DeNAの柴田は巨人戦の八回に代打で登場し、右翼席に届くソロ本塁打を放った。「今までにない感覚だった」と、会心の一発を自画自賛した。  事前の準備がものをいった。打席に入る前から、「自分の間合いを作れるように早め早めに準備している」と、相手投手のボールを的確にとらえるタイミングを探ってから打席に向かった。1球目の甘い変化球を逃さなかったのはそのため。前日は先発起用されながら安打なしに終わっており、「昨日結果を残せなかったので、積極的に打ちにいった」と振り返った。  二遊間が主戦場の26歳は守備力には定評があり、さらなる飛躍には打撃力の向上が目下の課題だった。2月の春季キャンプや緊急事態宣言中の自主練習期間ではバットを振り込み、自信をもって打席に立てるよう意識を変化させてきた。食事では、野菜の割合を増やすなど体調管理にも気を配った。ラミレス監督は「しっかり準備して、いいメンタルで野球に臨めている」と進化に目を細めた。  昨季外野手での出場が中心だったソトは今季二塁を守る機会が増え、守備力が高い遊撃の大和は健在。柴田の定位置奪取は簡単ではない。ただ、高いレベルでの競争が生まれれば、22年ぶりのセ・リーグ制覇を狙うチームに追い風となるはずだ。(小川寛太)

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(2020/06/11)