休業要請19日全面解除へ 都ステップ3、「東京アラート」解除(産経新聞)
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東京都は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して発動している「東京アラート」を同日に解除、休業要請を段階的に緩和する「ロードマップ」(行程表)でカラオケやパチンコ店などを対象にしている「ステップ3」(第3段階)へ12日午前0時に移行した上で、残りのライブハウスや接待を伴う飲食店などについても19日に要請を解除する方向で最終調整に入った。
都内では11日、新たに22人の感染が報告された。11日までの7日間平均で、1日の新規感染者は17・9人となり、東京アラート発動の目安である20人を下回っている。
また、感染経路不明の割合、週単位の感染者増加比も目安を下回っている上、医療提供体制も十分確保されているとして、東京アラートを解除するとともに、ステップ3への移行が可能と判断した。ステップ3では飲食店の営業時間は午前0時まで可能としている。
対応を検討中としていたホストクラブやキャバクラなど接待を伴う飲食店やライブハウスに関しては業界団体などの感染防止対策のガイドライン整備に向けた動きや、政府の方針を踏まえ、19日に要請を解除する見通し。飲食店に午前0時までとしていた営業時間短縮要請も解除する方針。
都は国による緊急事態宣言解除を受け、休業要請を5月26日にステップ1、6月1日にステップ2と緩和を進めてきた。その一方で感染者数が34人を記録した2日に東京アラートを発動し、臨海部に架かるレインボーブリッジと都庁を赤くライトアップして警戒を呼び掛けていた。