山形監督「ようやく開幕戦を…あっ!」再開へ苦笑い(日刊スポーツ)

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J2モンテディオ山形は11日、3月25日以来2カ月半ぶりに、報道陣に練習を公開した。コロナ禍の影響で、2月27日の開幕戦を最後にリーグが中断。4月6日からはチームの活動も休止となった。5月18日から3グループに分けて練習を開始。今月1日から全体練習が再開となっていた。 【写真】山形の新クラブハウス 27日のリーグ戦再開に向け、急ピッチでの調整が続く。公開は冒頭の30分のみだったが、選手には笑顔があふれ、終始活気のある雰囲気だった。石丸監督以下スタッフはマスクを着用し、飲料用のボトルは個人持ちにするなど、感染症対策にぬかりはなかった。山田主将は「長い間自粛期間が続いて、それぞれが不安だったりストレスがあったと思う。段階を踏んでここまで来て、ようやくみんなで集まって練習できているのでうれしい」と率直な喜びを口にした。 中断が4カ月におよび、再開後は過密日程が予想される。山田主将も「今までにない連戦が続くと思う。例年に比べ1人も欠けられない」と総力戦を覚悟する。石丸監督は「11人だけで戦うのは難しいので、いいコンディションの選手をどんどん投入していきたい。全体的に紅白戦などでも(主力組と控え組の差が)遜色なくなってきてきつつある」とチームの底上げには手応えを感じている。 再開を待つサポーターに向け石丸監督は「ようやく開幕戦を迎えられるような、あっ、開幕戦じゃないですよね、再開ですね」と苦笑い。「初めは無観客になりますが、みなさんの声を感じながら、躍動感のあるサッカーをやっていきたい」。山田主将は「当初は先が全く見えなくて、今年はもうできないんじゃないかという不安もあった。あとちょっとで、みんなの前で試合できるところまで来ている。まだまだ気を緩めずに、感染予防をした上で、みなさんとピッチで喜び合えるように。それが僕らのモチベーションになっている。また会える日を楽しみにしています」と共闘を誓った。【野上伸悟】

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(2020/06/11)