鹿児島県知事選 立候補8人目 元高校教諭・武田信弘氏が出馬会見(MBC南日本放送)
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今月25日告示、来月12日投票の鹿児島県知事選挙に、元高校教諭の武田信弘さんが無所属で立候補することを11日、正式に表明しました。これで今回の県知事選挙に立候補を表明したのは8人目です。
(武田信弘氏)「まずは鹿児島から大規模な地熱開発をやっていくように県政を変えていきたい」
武田信弘さんは神奈川県出身の66歳です。神奈川県の中学校や埼玉県の高校で英語教諭として勤務したのち、2004年に指宿市に移住しました。これまで、宮崎県知事選挙に1回、埼玉県知事選挙に4回、鹿児島県議会議員選挙にも1回、立候補していていずれも落選しています。
武田さんは無所属で、地熱発電事業による雇用創出などでの地域経済の活性化などを行うとしています。
(武田信弘氏)「地熱開発を始めて、都市部からの人口移転することを実現したい」
県知事選にはこのほか、現職の三反園訓さん、元鹿児島大学特任助教の有川博幸さん、元九州経済産業局長の塩田康一さん、前の知事の伊藤祐一郎さん、岩手大学名誉教授の八木一正さん、医師の横山富美子さん、元KTSアナウンサーの青木隆子さんの7人が立候補を表明していて、戦後最多だった5人を上回る8人による選挙戦となる見込みです。
(横山富美子氏)「原発は公害発生産業。事故が起こったら、農業、水産業、林業、全部だめになるので」
一方、すでに立候補を表明していた霧島市の医師・横山富美子さんが11日、主な政策を発表しました。共産党県委員会からの推薦を受けた横山さんは「原発ゼロ・憲法9条の実現へ前進」を掲げています。
医師の経験を活かし離島の医師不足解消や、新型コロナ対策として簡易検査の積極的導入やPCR検査を受けやすい体制をつくるとしています。そのほか、川内原発1、2号機の即廃炉、馬毛島で計画されているアメリカ軍の訓練移転については「憲法9条に抵触する」として反対する姿勢です。
(横山富美子氏)「(自衛隊は)迷彩服を脱ぎ、自然災害と戦争を除く人為災害時に活躍してほしい」
横山さんは知事選の告示日、今月25日までにマニフェストをまとめるとしています。