コロナ禍で災害…宮城・大崎市は避難所にテント設置 発熱など訴える人を隔離(KHB東日本放送)

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 梅雨に入り、これからの時期、水による災害が懸念される中、宮城県内の市町村では避難所の運営について独自の取り組みが始まっています。大崎市では、発熱などの症状を訴える人が避難所を訪れた場合に備え、隔離するためのテントの購入を決めるなど対策を進めています。  新田智紀記者 「大崎市が発熱や咳などがある人を隔離するために購入を決めたのは、こちらのテントです。高さ1.5メートルで、広さは2メートル四方で、3人から4人が横になれるということです」  大崎市は避難所での新型コロナウイルスの感染予防の一環として、災害時用の屋内テント350個の購入を決めました。購入費用は約770万円です。  発熱などの症状を訴える人が避難所を訪れた場合、体育館など避難所の一角にこのテントを設置し、症状が出ている人を隔離するということです。  大崎市の避難所の中には症状がある人を別室に隔離するのが難しい場所もあるため、このテントを活用し感染拡大のリスクを少しでも低減させたい考えです。  このテントは、去年の台風19号の際に大阪府の田尻町から寄贈されたもので、その際の使い勝手が良かったことから感染予防にも活用できると判断したということです。  大崎市防災安全課・菊池課長補佐 「最近では地震、水害の災害を経験しているところで、災害はいつ起こるか分からないものですので、コロナにも対応できるようにこれまでの災害の経験を踏まえながら準備を進めていければ」  大崎市では他にも段ボールベッドや非接触型の体温計、マスク、消毒薬など衛生用品の備蓄を進め、万が一に備える方針です。

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(2020/06/11)