科学の力でおばけは見られるのか 「ばけたん」開発者に聞く“おばけ探知機の仕組みと進化”(ねとらぼ)

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―― お久しぶりです、よろしくお願いします。 ソリッドアライアンス代表取締役・河原邦博氏(以下河原) 10年ぶりぐらいですね(笑)、よろしくお願いします。 ―― なぜ「おばけ探知機」を作ろうと思ったのでしょうか? 河原 好奇心ですね。私も心霊スポットを結構回っていたクチで、ある日試しに電磁波センサーを持ち込んでみたんです。そうしたらスポットによって反応が違う。「これは何かあるぞ、心霊スポットとかへ持ち込むツールがあったら面白いよね」となりまして、ここから「ゴーストレーダー」プロジェクトが始まりました。  世の中には、目に見えないものがいっぱいあります。おばけもそうですが、やる気や情熱、感情、愛情などもそうですよね。おばけを探知したい、見えないものを見てみたい、という情念も根底にありました。  何を作るにしても楽しくやっていますが、決しておちゃらけてはいない。どれもこれも本気で作ってます。  ゴーストレーダーの開発にあたっては、風速計、温度計、湿度計、磁界、電磁波センサーなど、市販のさまざまな計測機材を揃えました。それでいろいろな心霊スポット、パワースポットのデータを集めてみたところ、あるポイントでのみ大きな数字の変化が起きるなど、面白い現象が確かに見えてきたんです。  ただ、おばけは目に見えませんよね。そこで「おばけの実態とは何か」という仮説を立てなければなりません。心霊スポットやおばけの出る場所によくある共通点、例えば水辺だったり、水分やホコリが多い、空気がよどんでいる、水脈がある、寒気を感じる……と、いろいろありますよね。  実際に出るって場所を巡ると確かにそうなんですよ。そういう場所に、人の思念などエネルギーが集まりやすいんじゃないかと。ゴーストレーダーの際は「おばけとは、人の残留思念などのエネルギーが集まったもの。心霊スポットやパワースポットはそれらのエネルギーが集まりやすい場所。そして集まったエネルギーが、文化的に根付いた共通意識も含めて、脳に直接影響を及ぼしたものがおばけなのではないか」と考えました。  次に、おばけをどう見つけていくかです。実際の心霊体験って……よくご存知かと思いますけど、とにかくオチがない(笑)。そもそも恐怖体験ですらないものも多い。 ―― 分かります(笑)。何か異常が起きてくれたり、目に見えて襲ってきたり、写真に

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(2020/06/11)