リーマンで“4600億円超”赤字のトヨタ…豊田社長が強調するコロナショックでも5000億円の黒字見込める理由(東海テレビ)
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11日の株主総会で、新型コロナ危機の中でも黒字を確保できると豊田社長は株主たちに自信を示しました。
トヨタの業績を振り返ってみると、リーマンショックの際は4600億円を超える赤字に転落。ところが今回は前期比で80%利益は圧縮するものの、5000億円の黒字を見込んでいます。
“新型コロナショック”は、リーマンショックを超えるインパクトのはずなのに、なぜ黒字確保に自信を見せられるのでしょうか?
リーマン当時のトヨタは、海外を中心に生産能力を急拡大し、「作れば売れる」の拡大路線で固定費が膨張。販売不振が業績を直撃しました。
しかしその後、東日本大震災も経験する中、徹底したコストカットや効率化を進め、豊田社長は「トヨタは確実に強くなった」と語っています。
実際、今期の世界販売台数は150万台減る見通しで、リーマン時を超える落ち込みです。それでも営業黒字確保の見通しを打ち出せることについて、豊田社長は、ここ10年の経営体質の強化にあると強調しています。