リニア工事問題 川勝知事が現地へ(静岡県)(静岡放送(SBS))

【リンク先抜粋】
 トンネルを掘る前の段階の準備工事を再開できるのか重要な現地視察です。6月11日は、JR東海の副社長が同行し、川勝知事が林道の復旧状況や土砂置き場の安全性などを確認しました。 <小林哲郎記者>「川勝知事が最初の視察現場にやってきました。これから林道東俣線の状況を確認します」  静岡市の市街地から車で2時間以上走る山の奥です。 <JR東海の説明>「上の写真が整備前で去年の11月に撮影したもの。下が整備後」  川勝知事が午前中に視察したのは林道東俣線の整備、復旧の状況です。この林道は2019年10月の台風19号の影響で、道路がえぐられる被害がありました。 <小林哲郎記者>「こちらは最初の視察先の林道東俣線です。仮にトンネル工事が始まれば、現場につながる重要な道路になります」  本体工事の現場につながる唯一の道路です。川勝知事は作業員の安全性を確保するよう、以前からJR東海に注文を付けていました。 <川勝知事>「山が生きている証拠。この奥で工事されているけど、ここに救急車が入って来られると思いますか?ダム湖でしょうか?土砂湖です。この上にさらに土砂を積むっていうんですよ。よほどきっちりしないとダムが干上がってしまいますね」 <小林哲郎記者>「トンネルに湧き出た水を大井川に戻す導水路トンネルの建設現場です。今、問題になっている準備工事はあちらの樹木を伐採することをさしています」 <川勝知事>「準備工事ととらえているのか、それとも本体工事か」 <JR東海 宇野護副社長>「導水路トンネルそのものは本体工事ととらえている」 <川勝知事>「私もそう思います」  現地視察は半日あまりかけて行われました。 <川勝知事>「仮にトンネルが掘られた場合には本体工事であるのは言うまでもないが、きょうはそのことを明確にしてもらったのは大きい。(木を切ることは認められない?)そうですね」 <JR東海 宇野護副社長>「準備作業とトンネルを掘る作業とは区分けができるので、ご理解いただけるのではないか」

続きはこちら

(2020/06/11)