“オクシズ”に影響か 太陽光発電施設(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 静岡市の山間部“オクシズ”と呼ばれる地域で計画が進む太陽光発電施設の建設をめぐり、地元住民たちが6月11日、市に対し事業者に適切な指導を求める要望書を提出しました。  11日要望書を提出したのは、静岡市の山間地、清沢地区の自治会長などです。 <熊坂良記者>「静岡市葵区黒俣地区です。この辺りは自然豊かで、静かなエリアとなっています。しかし、今問題となっているのが太陽光発電の設備計画です」 <柿平一恵さん>「こんな山の中でソーラーが。ソーラーが?って感じで疑問でね」  この太陽光発電施設を手掛けたのは大阪にある事業者です。2019年8月に約0.7ヘクタールの森林を伐採した土地にソーラーパネルを設置しました。森林の伐採面積が1ヘクタール以下のため、特別な許可は必要なく、行政への届け出だけで開発は進められました。しかし、住民によりますとこの開発で雨水などが土砂とともに下にある県道に流れ出るようになったといいます。さらに今回、大阪にある別の会社がその県道の下にある林を伐採し、新たに太陽光発電施設を開発しようという計画が持ち上がっています。森林伐採面積は0.92ヘクタールとこちらも開発に行政の許可が必要ない広さです。住民たちは11日、田辺市長に対し、開発には広さに関係なく市の許可を受けること、災害の要因にならないか調査して安全性について報告することなどを要望しました。 <田辺市長>「みなさんの心配を少しでも軽減するような下支えをしていく」  一方、事業者側はSBSの取材に対し「法を順守し、市と協議をして進めていきたい」とコメントしています。

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(2020/06/11)