作曲・編曲家の服部克久さん死去 83歳 「ミュージックフェア」「新世界紀行」(産経新聞)

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 テレビ草創期から番組を音楽で彩り、ヒット曲のアレンジも数多く手掛けた作曲・編曲家の服部克久(はっとり・かつひさ)さんが11日午前8時42分、心不全のため東京都内の病院で死去した。83歳。  昭和11年、国民栄誉賞を受賞した作曲家の服部良一さんの長男として生まれる。高校時代に、後に作曲家となるすぎやまこういちさんらとバンドを組み、その後、パリ国立高等音楽院に留学した。  帰国後の初仕事として、男声コーラスグループ「ダークダックス」が歌う日本民謡をフランス歌曲風に編曲。昭和55年には山口百恵さんの引退公演の音楽監督を務めた。フジテレビ「ミュージックフェア」の音楽監督のほか、代表作として、TBS系ドキュメンタリー番組「新世界紀行」のテーマ曲「自由の大地」、「ザ・ベストテン」のテーマ曲など多くの映像音楽がある。活動は幅広く、谷村新司さんの「昴-すばる-」や「群青」、竹内まりやさんの「駅」など名曲の編曲も多かった。  また、自作を思い通りに編曲プロデュースするアルバム「音楽畑」シリーズはライフワークだった。  音楽一家で、父の良一さんのほか、長男はTBS系ドラマ「半沢直樹」などの音楽を担当した作曲・編曲家の服部隆之さん。孫の百音さんはバイオリニスト。昨年発売した「音楽畑22 The Final?」には3人で共作した代表曲「ル・ローヌ(河)」を収録した。

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(2020/06/11)