開幕が決まった2020年のF1、しかしフライアウェイ開催には問題山積み?「最低でも12レースはしたい」とメルセデス代表(motorsport.com 日本版)

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 F1の2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていたが、先日改訂版のカレンダーが発表された。明らかになったのはヨーロッパを舞台に行なわれる序盤8レースのみ。後半戦についてはまだ確定していないが、バーレーンで11月下旬に、アブダビで12月上旬にレースを行なうものとみられている。 【動画】2022年のF1マシンはこうなる? 風洞実験の様子が公開  9月6日にイタリアのモンツァで開催される第8戦以降をどのようなスケジュールにしていくかについての問題に、F1は未だ頭を悩ませられている。渡航や健康面における不透明さはさておき、問題なのはヨーロッパラウンドとフライアウェイ戦の待遇に格差があることだと言える。ヨーロッパ以外の開催国では依然として開催権料の支払いを求められているのに対し、航空輸送を伴わない開催地、すなわちヨーロッパ各国には補助金が支払われているのだ。  2020年のフライアウェイ戦はいくつかのレースがキャンセル濃厚だと考えられている。アゼルバイジャンやシンガポール、カナダなど常設サーキットではない開催地はかなり厳しい状況にあるとされており、鈴鹿サーキットでの日本GPをはじめとする他のレースも未だ開催可否が不透明だ。  今季F1初開催となる予定のベトナムでは依然として厳しい検疫体制が敷かれている。また、オランダGPは35年ぶりの“復活レース”を無観客で実施したくないとの理由で今季の開催を断念したが、ベトナムも同様の意向であるため、開催へのハードルは高そうだ。  したがって9月、10月には、ヨーロッパでさらなるレースが開催される可能性がある。現在ドイツのホッケンハイムやイタリアのイモラ、ムジェロなどが候補として挙がっているが、序盤8戦で訪れたサーキットで再びレースをするという案もある。  メルセデスF1チームの代表を務めるトト・ウルフは、今季のF1カレンダーについて次のように語った。 「ヨーロッパ戦のカレンダーについてはかなり堅いだろう。また終盤に行なわれる中東での2レースも問題ないと思う。あとは秋にあるギャップをどう埋めるかだ。私は少なくとも12レース以上できればと思っている」 「それは挑戦になる。その理由は我々も理解しているが、何より我々にはファンに素晴らしいレースを見せる義務がある。3連戦になってなかなか家に帰れないことはもちろん

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(2020/06/11)