東京の活動再開「ロードマップ」が示す休業緩和の4段階ステップと東京アラート(Impress Watch)

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 東京都の小池百合子知事は、感染拡大防止と経済社会活動との両立を図る出口戦略として、「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ」を策定して都民向けに公表している。「新しい日常」が定着した社会を実現するための5つのポイントと、主に休業自粛の緩和を「ステップ0」から「ステップ3」までの4段階で示している。 【この記事に関する別の画像を見る】  東京都が定めた7つの指標、特に感染状況に関する3つの指標に照らし合わせると6月11日には状況が落ち着いているため、同日に小池知事が「東京アラート」を解除し、休業要請緩和の段階を「ステップ2」から「ステップ3」に移行する方針を固めたとされている。  「東京アラート」は、東京都が新型コロナウイルスの感染状況に悪化の傾向があるときに、都民に警戒を呼びかけるもの。発動中はレインボーブリッジと東京都庁舎のライトアップが赤色に変更される。 【ロードマップの5つのポイント】 ・緊急事態宣言下においては、外出自粛等の徹底を通じて、感染を最大限抑え込む ・適切なモニタリング等を通じて、慎重にステップを踏み、都民生活や経済社会活動との両立を図る ・状況の変化を的確に把握し、必要な場合には「東京アラート」を発動する ・今後、発生が予想される「第2波」に対応するため、万全の医療・検査態勢を整備する ・ウイルスとの長い戦いを見据え、暮らしや働く場での感染拡大を防止する習慣=「新しい日常」が定着した社会を構築する 【感染状況に関する3つのモニタリング指標】 ・新規陽性者数(週平均) 休業緩和の目安:20人未満 休業再要請の目安:50人以上 ・感染経路不明率(週平均) 休業緩和の目安:50%未満 休業再要請の目安:50%以上 ・陽性者増加比(前週との比率) 休業緩和の目安:1未満(減少傾向) 休業再要請の目安:2以上(増加傾向)  記事執筆時点の段階であるステップ2では、クラスター発生歴がなく、3密が重なりにくい施設として、大学や映画館、劇場、多くの小売り店舗なども再開できる。イベント参加は100人までに緩和される。  6月12日に移行する方針とされるステップ3では、リスクの高い施設を除き、入場制限などを設ける前提ですべての施設が再開でき、イベント参加は1,000人まで可能となり、飲食店の営業時間は夜12時までに緩和される。これ

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(2020/06/11)