『ハリポタ』作者のJ.K.ローリングがトランス女性への差別発言で物議 ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソンも声明(ねとらぼ)

【リンク先抜粋】
 ローリング氏の問題の発言は、6月7日(以下、現地時間)に投稿されました。最初に「オピニオン:月経のある人にとって、より平等なポストCOVID-19の世界を作ること」というタイトルの記事について、「月経のある人って、昔はそういう人を表すための言葉があったはずだ。誰か(思い出すのを)助けて。Wumben? Wimpund? Woomud?」とツイートし、「月経がある人」とは女性(Woman)のことだ、という主張を示唆しました。  記事のタイトルが「女性」ではなく「月経がある人」となっているのは、トランス男性やノンバイナリー(Xジェンダーとも言う、男女の区分どちらにも該当しない性を生きる人)の中にも月経が来る人がいるためですが、ローリング氏はその配慮に疑いを示しています。  この発言は、婉曲に閉経した女性、トランス女性を含む生理が来ない体質の女性を「女性」カテゴリから除外しており、さらに女性という自認に基づいて暮らしていないが生理が来る人を「女性」カテゴリに入れる、暴力的な内容であると言えます。  ローリング氏はその後、「もし生物学的性別がリアルでないなら、同性同士で惹かれあうこともないし、世界中の女性が生きている現実が消されることになる。私はトランスの人々を知っているし、愛しているけれど、生物学的性別概念の消去は多くの人が人生について有意義な議論をするための能力を消すことです」と発言しています。

続きはこちら

(2020/06/11)