Bリーグ、チェアマン突然交代の舞台裏 スポンサー交渉の“論功行賞”か(夕刊フジ)

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 バスケットボール男子Bリーグは10日、臨時会員総会で新チェアマンにB1千葉の島田慎二会長(49)を決議。16日の理事会で正式決定する。現職の大河正明チェアマン(62)の任期途中で、突然の交代劇の背景とは-。  大河氏の任期は来年夏までだが、島田新チェアマンによれば4月に打診を受けたという。この人事は“論功行賞”の意味あいが大きい。  台所事情が厳しいBリーグはこの日、2016年の創設時から支えるメインスポンサー、ソフトバンクとの契約更新を発表。スカパー!なども手を上げていたが、3年総額90億円のソフトバンクが最高額だった。この交渉で中心的な役割を果たしたのが新チェアマンだ。ソフトバンクは今年3月期の連結最終損益が1兆4381億円の赤字に転落したが、Bリーグとの契約は年数こそ1年減ったものの、年間の金額は維持された。  さらに、新チェアマンと蜜月関係の企業にはIT大手のミクシィも。12年からトップを務める千葉は、昨年4月に同社と資本提携して子会社となった。ミクシィも今年3月期の経常利益が前年同期比58・8%減るなど業績ダウン。新しい事業の柱として、スポーツ界のM&Aへ1000億円近い投資を計画している。  ソフトバンクとミクシィという、2つの後ろ盾を持つ新チェアマン。コロナ禍に揺れるBリーグは「3カ月間、動かなくなって各クラブの内部留保も枯渇している」と実情を語りつつ、「ひとつのクラブも潰さない」と宣言した。お手並み拝見だ。(編集委員・久保武司)

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(2020/06/11)