元中日投手ジャービスの息子がDバックスから1巡目指名 MLBドラフト会議(中日スポーツ)
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米大リーグは10日、ドラフト会議をスタートし、1巡目指名(全体37番目まで)を実施。中日とダイヤモンドバックスでプレー経験があるケビン・ジャービス元投手(50)の息子でデューク大のブライス・ジャービス投手(20)がダイヤモンドバックスから全体18番目で指名された。大リーグ公式サイトなどが報じた。
ブライスは父と同じ右腕で188センチ、88キロ。主な武器は92~96マイル(約148~154キロ)の直球とチェンジアップ。契約金は約340万ドル(約3億7500万円)の見込み。今年2月21日のコーネル大戦は、131年間のデューク大野球部で史上初の完全試合を94球、15奪三振で達成した。当時、父のケビンは「自分は大学時代に1安打完封をやったことがある。あいつは俺を超えた」と喜びを語っていた。同大2年生だった2019年はヤンキースから37巡目(全体1125番目)指名されたが、入団しなかった。
父のケビンはメジャー通算12年間、10球団で187試合(先発118)に登板し、34勝49敗1セーブ、防御率6・03。1998年に中日で4試合(先発3)に登板し、1勝2敗、防御率4・33をマークした。
今回のドラフト会議は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で指名が従来の40巡目までから5巡目までに縮小され、11日に2~5巡目(全体160番目まで)が指名される予定。タイガースの全体1番目指名は、アリゾナ州立大のスペンサー・トーケルソン一塁手(20)だった。