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　9日（火）は、北海道から九州北部にかけて、晴れて厳しい暑さが続くでしょう。沖縄ではすでに記録的な大雨となっていますが、九州南部や奄美でもさらに大雨に警戒が必要です。 　高気圧の周辺から暖かい空気が入りやすくなるため全国的に気温が上がりやすく、日本海側では、フェーンの影響を受けるでしょう。 　一方、沖縄付近は前線が停滞しています。沖縄ではこの時季は毎年、梅雨後半の時季の大雨に警戒が必要です。 　沖縄はまだ梅雨期間中ですが、先月の梅雨入り発表から石垣島のこれまでの雨量は、すでに850ミリを超えています。 　石垣島で梅雨期間に800ミリを超えたのは、1990年以来となります。（石垣島の1990年の梅雨期間の雨量は826.0ミリ） ＜9日午後6時にかけての24時間予想降水量・多い所＞ 鹿児島・奄美・・200ミリ、宮崎・・100ミリ 沖縄本島・先島諸島（宮古島・石垣島地地方）・・150ミリ　 　これまでの大雨により地盤の緩んでいる地域があります。引き続き土砂災害や道路の冠水などに警戒して下さい。 　最低気温は、関東から西では20℃くらいでしょう。最高気温は、久留米（福岡）、豊岡（兵庫）では35℃の予想です。東北北部から九州北部にかけては30℃以上の真夏日、北海道では25℃前後と7月並みの暑さとなりそうです。東京都心では、今年初めて30℃を超える見込みです。 　例年は、関東各地は梅雨入りの頃ですが、梅雨入り前に今年は暑さに警戒が必要です。 （気象予報士・崎濱綾子）

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(2020/06/08)