メジャー実況がリモートに!? 開幕しても専属アナウンサーは遠征帯同せず(東スポWeb)

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 試合実況も新スタイルになるかもしれない。新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れている大リーグで、仮に公式戦が始まってもテレビやラジオのアナウンサーたちは担当球団の遠征には帯同せず、本拠地にあるスタジオかスタジアムから実況を行うことになる。カブス、ホワイトソックスの番記者でラジオリポーターを務めているブルース・レバイン氏が4日(日本時間5日)に自身のツイッターで伝えた。  大リーグでは各球団が実況アナウンサーを専属として契約することが慣例となっており、担当アナウンサーたちは選手たちと同じチャーター機で移動し、遠征先では同じホテルに宿泊している。また、20年以上にわたって同一球団のほぼ全試合を実況している人も珍しくないため、高齢アナウンサーも多い。1983年からレッドソックス戦のラジオ実況を行っているキャスティグリオン氏は73歳、89年からヤンキース戦のラジオ実況を担当しているスターリン氏は81歳だ。  69年から米スポーツ界でアナウンサーとして活躍し、2005年からドジャースで主にラジオの実況中継を担当しているチャーリー・スタイナー氏(70)は本紙の取材に対し「どのように放送するかについてドジャースでも話し合ってきたが、結局のところ(開幕のメドも立っていないため)誰も分からない。恐らく遠征には行かないだろう。ホームの試合でも選手との接触を避け、クラブハウスなどにも立ち寄れないだろうから、できるのは放送ブースからフィールドの選手に手を振るくらい」と複雑な胸中を明かした。  海外のスポーツイベントの実況中継なども担当してきた同氏は「モニターを見て中継することはそこまで難しくない」と言う。一方で「難しいのはファンのいない空っぽのスタジアムで、選手らとの交流もなく実況中継することだろう。実際のところどうなるか想像もできない」とも話した。  大リーグと各球団は、感染リスクの軽減とともに経費削減にも努めなければならない。公式戦が始まったとしても、余剰と判断されるスタッフやメディアなど、球場にアクセスできる人を最小限にとどめることになりそうだ。

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(2020/06/05)