矢野監督も感心! 阪神・ボーア、師匠イチロー譲りの“コツコツ精神”(夕刊フジ)

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 矢野阪神の命運を握るメジャー通算92発の新主砲候補がようやくお目覚めだ。ジャスティン・ボーア内野手(32)が2日、広島との練習試合(甲子園)で対外試合初アーチとなる右越え2ランで存在感を見せつけた。【図】6・19開幕に向けた12球団スケジュール 四球のマルテを一塁に置いた4回無死、内角高めの直球にやや詰まったが、打球は逆風をものともせずスタンドイン。ベンチでは主将の糸原の発案で、日本でも定着しつつある“サイレントトリートメント”で祝福されたが、昨季までエンゼルスでプレーしたメジャーリーガーらしく「もう少し長く待ってくれても面白かった!」と評した。  3月のオープン戦は8試合で打率・200と不発。しかも先月31日の紅白戦まで安打がすべて単打と、長距離砲の期待を裏切ってきた。「そのまま開幕してたら、調整は間に合っていなかったと思う」(球団関係者)。  それでも矢野監督が先日、「いま打って(開幕後)打てへんよりええんちゃう。あまり気にしていない」とかばったのには理由がある。マーリンズで同僚だったイチローを師と仰ぐ男らしく、不調でも決して地道な準備の手を抜かないからだ。  「自主練習再開後も好き勝手にやるのではなく、俊敏性を鍛える練習をしっかりこなす。フリー打撃前にはグラウンドからスッと消えるけど、実はブルペンに行って球の目慣らしを怠らない。みんな、そういう姿を知ってますからね」(チーム関係者)。この日も3打席で交代の予定だったが、自らもう1打席“おかわり”している。  この日の大アーチに、指揮官も「いい1本になるんじゃないか」と大きくうなずいた。イチ流の“コツコツ精神”で、このまま上昇気流に乗っていけるか。(山戸英州)

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(2020/06/03)