【FC東京】ブレイク候補生の安部柊斗。延期された東京五輪への想いは?(SOCCER DIGEST Web)
【リンク先抜粋】
FC東京が6月2日から全体練習をスタートさせた状況下で、大卒ルーキーの安部柊斗がオンラインで取材に対応。「久しぶりの全体練習で、みんな元気そうでした」と明るい雰囲気の中でトレーニングを行ない、「まだまだですが、良いプレーもできた」と手応えを掴んでいた。【PHOTO】YBCルヴァンカップ歴代優勝クラブを一挙振り返り!(1992年~2019年) 「自粛期間が長かったので、体力的にきついと感じる部分はある」が、焦りはなさそうだ。「(7月4日のリーグ戦再開まで)あと4週間あるので、徐々にコンディションを上げたいです。今年から取り組んでいる戦術、(4-3-3)システムについては頭に入っていますから、それをチームとして取り組んで共有していくのが大事です」と意気込みを語っていた。
清水との開幕戦前に負傷した右手も「ほぼ完治していて気にならない」状態で、恐怖心はない。対人練習でもバチバチとやりあっているそうで、前向きに練習に取り組めている。
“明治大の心臓”として最終学年で主要タイトルを総なめにした大学時代を経て、プロ1年目の今季は負傷するまで堂々とレギュラーを張っていた。プレーオフのセレス・セグロス戦を含むACLの3試合でインサイドハーフとして攻守に渡り貢献。ドリブル、パス、運動量、守備のすべてで存在感を示していた。素早くチームにフィットできたのは「昨季から特別指定選手としてFC東京の練習に参加させてもらって、プロの世界を知れた」からだという。
だからといって、危機感がないわけではない。むしろ、本当の勝負はこれからだ。「自分のプレースタイルでどこまで通用するか」を意識しつつ、プラスアルファの部分も追求していく心構えである。
「ゴール、アシストをもっと意識しないと。守備だけでなく、なんでもできる選手が理想ですよね。今は状況に応じて振る舞える選手が必要とされているし、そういう選手が上のレベルに行くと思っています。守備のところを完璧にやったうえで、攻撃面、とりわけゴールやアシストを決めたい。どんどん狙っていかないと試合に出られませんから」
東京五輪が1年後に延期決定されたことも、安部にとっては追い風だという。
「東京で開催されるオリンピックなので出たい気持ちはあります。試合に絡んで活躍するのが目標です。コロナで延期されたことは自分にとって良い意味でプラスに捉え