遅刻の阪神藤浪は無期限二軍も…「メジャー挑戦が最善」とスカウト関係者(日刊ゲンダイDIGITAL)

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 球団も矢野監督も怒り心頭だという。  29日に阪神の藤浪晋太郎(26)が二軍落ち。その理由が、前日28日の練習に遅刻したためというのだから、無理はない。  藤浪は、3月26日に球界初の新型コロナウイルス感染が判明。原因が、知人宅での“合コン”だったことが分かって、袋叩きにあった。約1カ月間の入院と自宅待機を経て行った会見では、「自分の認識が甘く、軽率だった。大変なご迷惑をおかけし、非常に深く反省しています。プレーで取り返すしかない」と頭を下げたばかりだった。 ■「これが初めてじゃない」 「それだけに、矢野監督は寝坊による今回の遅刻に大変なけんまくだったそうだ。先日(5月24日)のシート打撃での好投を、『躍動感があった』と持ち上げた直後だから裏切られた思いだろう。矢野監督の怒りを見て、チーム関係者から『今季はもう藤浪の出番はないかもしれない。もともと監督は藤浪の野球に取り組む姿勢に不満があった。この日も、“これが初めてじゃないので”と言っていたでしょ。無期限二軍もあり得る』という声を聞いた。監督も球団もさすがにサジを投げた感じだ」(阪神OB)  トレードによる放出という話が再燃しそうな雰囲気だが、内部は「引き取り手なんかないだろ」と手厳しい。ネット上も“さすがに呆れた”“もう応援しない”と大荒れだが、アジア担当スカウトの経験があるメジャー関係者はこう言う。 ■ずぶとさ、無神経さを生かす 「ここ数年の藤浪を見ていると、“阪神でなにがなんでも復活したい”という気持ちが薄れているんじゃないかという気がする。もともと、藤浪はメジャー志向が強いと聞いてチェックしていた選手。2年前に渡米してダルビッシュと自主トレをやり、その関係でメジャー屈指の左腕であるドジャースのカーショーと交流を持った。昨年末もシアトル発の最新トレーニングの指導を受けた。海の向こうに視線が向いているんじゃないか。日本ではすっかりヒールになったが、メジャーにはもっと悪いのがいっぱいいる。制球難を含めて、環境をガラリと変えるのなら、米球界挑戦が最善かもしれないね」  この期に及んで遅刻するのだから、藤浪のずぶとさ、無神経さは筋金入りだ。その強みがマウンド上でも発揮されれば、最強のヒール選手になれるのではないか。

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(2020/05/30)