メジャー大減俸案に選手落胆 トラウトは40億円から6億円に(東スポWeb)

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 米大リーグ機構(MLB)が26日(日本時間27日)に提示した新たな年俸削減案に対して選手会側が落胆していると米メディアが一斉に報じた。今季年俸が高額な選手ほど減額率が大きいためで、CBSスポーツ(電子版)は「高額年俸選手と低額年俸選手を対立させる可能性がある」と危惧している。  どれくらい減額されるのか。米スポーツ専門局ESPN(電子版)によると、レギュラーシーズンを82試合で想定した場合、今季最高年俸のエンゼルスの主砲マイク・トラウト外野手(28)は3766万6666ドル(約40億5000万円)が574万8577ドル(約6億1854万円)と約85%の大減俸。ワールドシリーズが完了した場合に支払われる250万ドル(約2億6900万円)を加えても824万8577ドル(約8億8754万円)だ。  MLBと選手会は3月に今季が実施された場合の年俸は試合数に比例することで合意していた。しかし、オーナー側は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で無観客試合を余儀なくされ、球団の収入が激減するために総収入を選手側と折半する案を12日(同13日)に提示。選手会は批判していた。  新提案ではオーナー側の譲歩を期待していただけに選手はさらに反発。今季年俸が1200万ドル(約12億9120万円)で、今オフにはFAになるメッツのマーカス・ストロマン投手(29)は自身のツイッターに「どうやら今季は約束できないようだ。(中略)みんなの安全と健康が続いてほしい。これからの時間が明るいものになりますように」と投稿した。カブスのダルビッシュ有投手(33)がリツイートしている。  MLBは7月上旬のレギュラーシーズン開幕を目指しているが、事前に3週間程度のキャンプを行うことを考えると6月第1週までに合意する必要がある。しかし、新型コロナ対策でも選手会と隔たりが大きいという。前途多難だ。

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(2020/05/28)