開幕決定の日本プロ野球がうらやましい…MLBはオーナー陣VS選手会の‘’対立‘’で開幕不透明(中日スポーツ)
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日本プロ野球は、当初の予定より約3カ月遅れの6月19日に開幕が決定。いまだ暗中模索が続く大リーグファンにとってはうらやましい一報のようで、25日の米メディアもこれを一斉に報じた。
ニュースサイトのMLBトレードルーモアズは、米国のファンの複雑な心境を代弁した。「大リーグファンにとっては、また一つトップレベルのプロ野球がプレー再開の準備を整えていることは『大リーグも遠い日ではない』と勇気付けられる一方、他国のリーグはMLBのような労使の対立を抱えていないという事実を思い知らされる」
大リーグは6月下旬のキャンプ再開と7月上旬の開幕を目指し、調整中。大谷のエンゼルスや筒香のレイズはこの日、練習のため球団施設の開放などを発表した一方、コロナ禍でも利益を確保したいオーナー陣と大リーグ選手会は、選手の今季年俸を巡る妥協点の模索が続いている。オーナー陣は、26日に最新の“譲歩案”を選手会へ提示する予定だ。
他にも、米放送局CBSスポーツ(電子版)は「日本プロ野球は2020年シーズンを開幕する3番目のプロリーグとなった。(既に開幕した台湾と韓国を加えた)3つのリーグ全てが、MLBに青写真を示してくれるだろう」と期待した。