【MLB】元中日チェンがトラウト超え最高給に… 地元紙は新型コロナに恨み節「誰が予想できた?」(Full-Count)

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 新型コロナウイルスの感染拡大により、開幕が延期となっているメジャーリーグ。現在、MLB機構と選手会が新たな開幕プランについて話し合いを重ねており、開幕に向けた争点の1つとなっているのが新たな年俸削減案だ。当初、試合数に比例した額への削減で合意していたものの、更に減額となるプランを機構側が要請している。【写真集】トラウトの隣には“美人妻”ジェシカさんの姿が…MLB球宴前に行われたレッドカーペットの様子を特集 ただ、この年俸削減は、現役を引退しながらも、まだ年俸支払いの期間が残っている選手や、契約途中にそのチームから解雇された選手たちは影響を受けない。そのため、契約を1年残して昨季でマーリンズから契約を解除された元中日のチェン・ウェイン投手が現役選手のメジャー最高給選手となる可能性が出ている。  2012年に中日からオリオールズに移籍したチェン。2016年にマーリンズと5年総額8000万ドル(約86億円)の大型契約を結んだが、移籍したマーリンズでは大不振に終わり、2019年オフにマーリンズを解雇となった。チェンの5年契約は初年度が1250万ドル(約13億4000万円)で年々年俸が増額していく内容で、最終年の2020年度の年俸は2200万ドル(約23億6000万円)。マーリンズはこの最終年分の年俸の支払い義務が残っており、チェンに23億円超を支払わなければならない。  この事態に地元紙「マイアミ・ヘラルド」は「運の悪さが原因となり、もしウェイン・チェンがスプリングトレーニングのロースターに残っていた場合よりも遥かに多くの金額をマーリンズは彼に支払う必要がある。契約満了まであと1年を残しながら11月にチェンと契約解除するという決断をしたことにより、マーリンズはどんな事情であれ彼に対して2200万ドル(約23億6000万円)を支払わなければならないということになった」と指摘した。  マーリンズがもしチェンとの契約解除を選択せず、ロースターに残していた場合、仮に今季が半分の82試合で行われた場合、チェンの年俸は1100万ドル(約11億8000万円)と半額で済んだ。オフに契約を解除したことでマーリンズにとってはアンラッキーな展開となった。マーリンズの今季総年俸は7870万ドル(約84億3000万円)でチェン1人で4分の1以上を占めることになるという。  ただ、記事では

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(2020/05/22)