読売テレビのお天気キャスター・蓬莱大介さん、10年目の計画「天気の絵本描く」(スポーツ報知)
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気象予報士で防災士の蓬莱(ほうらい)大介さん(38)は、読売テレビのお天気キャスターとして2011年にデビューし、今春で10年目に突入した。「気象の世界は、10年やってようやく一人前。やっとスタートラインに立てるのかなという感じ。『30年続ける』が目標でしたが、やりたいことがいっぱいあるので、あと20年で足りるかな?」と充実の表情。“天職”との出合いや、将来に悩む若者へのメッセージなどを聞いた。(筒井 政也)
11年3月に「かんさい情報ネット ten.」(当時「ten!」)で、23年も天気予報を担当した小谷純久さんの後任として始動。同局制作の全国ネット「情報ライブ ミヤネ屋」も初出演から10年目、「ウェークアップ!ぷらす」も5年目と節目の年を迎えた。他局のキャスターもチェックする日々。「20、30年とされている諸先輩方のすごさを、ひしひし感じます」と、まだ修行の身を強調する。
一方で「読売テレビが自由にさせてくれる」と独自のスタイルも模索する。コロナ禍での休校で、夕方のニュースを見る機会がなかった少年少女も意識。「天気予報では少し気分転換をと心がけ、クイズを出したり。天気図をアニメ『鬼滅の刃』の技の名前のように解説したら、SNSでバズって(笑い)。『関西はなんでこんなに自由?』と。でも局は『また、やっとるわ』。ありがたいですね」
4月からは「Kiss FM KOBE」の番組「蓬莱大介 RAIN SONGS」(第2・4金曜、後7時)でDJも担当。雨に関する歌とフリートークの1時間だ。「音だけで天気を伝えることにも興味があったので面白い。昔、バンドをやっていたことも生きている。髪の毛ツンツンで裸に革ジャンのパンクバンド。黒歴史です(苦笑)」と意外な過去を明かした。
早大時代に演劇に熱中し、俳優の道へ。「元々、何かを伝える仕事をしたいと、兵庫・明石の西の端で思っていたんですが…。何もうまくいかなかった」。5年で役者をあきらめ、書店の棚に希望を求めた。「実家が不動産をやっていたので宅建を取ろうかと見ていたら、その裏に理系のコーナー。『気象予報士か…』。穏やかな明石の空や、小学生の頃に海で魚を捕ったり、セミを捕まえて先生に『生き物博士だね』と褒められたことを思い出した。向いているのでは」と一念発起。1年半猛勉強して09年、気象予報士の資格を取った。
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