MLB無観客開催で“総収入折半”案に反対意見相次ぐ「黙っていてはいけない」(スポニチアネックス)
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大リーグ機構(MLB)が選手会に提出した7月4日の独立記念日前後に無観客で開幕する開催案に、総収入を球団と選手で折半することが盛り込まれたことについて、反対意見が相次いだ。
通算70勝のレッズの先発右腕トレバー・バウアー投手(29)は自身のYouTubeチャンネルで「(球団と選手の折半は)野球界で行われたことがない。今シーズンだけのことだろうが、私には合わない」と一蹴。また、今季からオリオールズなどでメジャー通算282本塁打を誇り、今季からオリックスに加入したアダム・ジョーンズ外野手(34)は自身のツイッターで「大リーグのスター選手は声に出して言う時だ。黙っていてはいけない。誰が君たちが稼いだ金を気にするのか。君たちが稼いだ金だ」とMLBの提案に反対するよう呼びかけた。
MLBは3月に年俸の60日分を保証し、実施された試合数に比例した額を支払うことで選手会と合意。だが、無観客試合の解釈で食い違い、選手会はさらなる減俸は受け入れられないとする。MLBは北米4大スポーツで唯一、総収入を分配して年俸総額の上限を決めるサラリーキャップ制度を導入していない。