【動画解説】金曜日以降 西から雨に 天気下り坂のサイン出現(ウェザーマップ)

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 きょう木曜日は広く晴れていますが、西日本の各地で天気下り坂のサイン「ハロ(日暈)」が見られています。  あす金曜日は西日本で雨が降り出し、あさって土曜日にかけて雨の範囲が広がりそうです。  西日本では日曜日にかけて大雨となるおそれもあるため、今後の最新情報にご注意ください。  きょう木曜日の日本付近は高気圧に覆われ、広い範囲で晴れています。  西日本では各地で、太陽の周りにできる光の環「ハロ(日暈)」が出現しています。  この現象は、上空の薄雲を構成する氷の粒に太陽などの光がぶつかって発生しますが、上空の高い位置が湿っているということを示すため「天気下り坂のサイン」ともいわれています。  実際に、あす金曜日は大陸に控えている前線の雨雲が日本に近づき、西から天気が下り坂へと向かうでしょう。  金曜日の午前中はまだ雨の降らない所が多い見込みです。ただ、午後になると発達した雨雲が西日本に流れ込むでしょう。  特に夜は、九州で雷を伴った激しい雨が降り、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれもあります。  土曜日になると東日本でも広く雨が降り、東海や関東など太平洋側を中心に雨脚の強まる所がありそうです。  前線の活動の状況によっては、日曜日にかけて西日本を中心に大雨となるおそれもあります。今後の最新の情報にご注意ください。  東日本や北日本は金曜日までは日差しがあり、最高気温が25℃以上の夏日となる所も多くなりそうです。  ただ、土曜日は気温が20℃くらいまでしか上がらず、この時季としてはややヒンヤリと感じられる所もあるでしょう。  気温差で体調を崩さないようご注意ください。 (気象予報士・宮崎由衣子)

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(2020/05/14)