イリノイ州知事はメジャーの選手会に否定的。MLBとの交渉は継続審議に(スポーツ報知)
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米大リーグ機構(MLB)は12日(日本時間13日)、大リーグ選手会に新型コロナウイルス感染拡大によって延期となっている開幕を7月4日(同5日)の独立記念日前後に無観客で行う開幕案について提案したが、合意には至らなかった。
前日、オーナー会議の承認を得た開幕案は、スプリングトレーニングを6月初旬から中旬までに再開、レギュラーシーズンは当初は無観客で地区ごとにリーグ関係なく行って82試合を想定。ポストシーズンは計14球団で開催する。ア・ナ両リーグともDH制で実施するなどだった。
3月末に試合数が削減された場合は162試合からの割合で年俸を支払うことで合意しているが、無観客試合で各チームの収入が減少するため、MLB側が新たな年俸削減を要望すると予想されていた。しかし、この日は年俸削減について協議自体はされたものの、正式な提案はされなかった模様だ。今後も話し合いは続けられる。
12日にはアリゾナ州のデューシー知事が同州でのプロスポーツは無観客試合でなら16日からプレーできる、と話した。
一方、プリツカー・イリノイ州知事は「選手には彼らの給与を交渉する権利があることを私は理解しているが、(国民の)みんなが犠牲になっている時期に、選手が高い給与を受けることに、多くの点で失望している」と、暗に減額に否定的な選手会を批判した。