オリックスの歴代ベストオーダーは…70年代7度リーグV組の存在感強し!イチローらタイトルホルダーがズラリ(スポーツ報知)

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 スポーツ報知は新聞休刊日の5月7日付け紙面でプロ野球12球団と近鉄、日本人メジャーの計14チームのベストメンバーを選出した。オリックスからの選出は、画像の通りとなった。  巨人、阪神、中日などと職業野球連盟スタート時から阪急として参加している老舗。当時の主軸、宮武三郎、山下実は後年、野球殿堂入りしているがプロでの実績でなく慶大時代の活躍が評価だったので、このメンバーには入り込めない。  1970年代だけで7度リーグ優勝(うち3度日本一)ながら、1989年オリックスになってから31年間でリーグ優勝は2度きりだけに、イラストのオーダー表で21世紀組は日高剛ただ一人。その日高もベストナインが一度も無く、個人的には3年連続日本一になった時の捕手でベストナインも2度選ばれた中沢伸二(阪急一筋21年)を推したい。また、二塁も俊足バルボンも捨てがたいが、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞各4度で打点王も獲得し勝負強かったマルカーノ。遊撃には小回りの利く犠打王の弓岡敬二郎も悪くはないが、5度のベストナインと7度のゴールデン・グラブ賞の大橋穣が座ればセンターラインは、黄金時代を支えた語りぐさの選手で並ぶことになる。  盗塁王13度の福本豊、7年連続首位打者のイチロー、本塁打王、打点王各3度の長池徳士、三冠王ブーマー、首位打者、打点王各2度の加藤英司までタイトルホルダーが勢揃い。松永浩美も1988年が1厘差、91年が4毛差と2度打率2位。ともに相手の敬遠攻めで逆転首位打者を逃した経験を持つ強打のスイッチヒッターだった。その松永を2番に上げ、マルカーノ7番なら、8、9番があまり打てなくても心配ないだろう。  投手陣は屈指の右腕が勢揃いだ。低迷時代を支えた米田哲也、梶本隆夫(254勝)に、常勝軍団となって日本シリーズでも好投を見せつけた山田久志(284勝)、足立光宏(187勝)。前記3投手は野球殿堂入りしている。抑えは現ジャイアンツの平野佳寿が156セーブを挙げているが、往年の阪急ファンの一人である私はわずか44セーブながら剛速球・山口高志を選ぶ。(蛭間 豊章=ベースボール・アナリスト)  【選出ルール】野手はポジションごとに当該球団の通算出場数、投手は勝利数を優先。複数球団に所属した選手は、出場試合数が最も多い球団とした。画像のオーダー選出に筆者は関わっていない。

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(2020/05/13)