【MLB】「ショックでしかなかった」 昨季35発マンシーニが明かす結腸がん闘病生活(Full-Count)
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オリオールズの主砲トレイ・マンシーニ外野手が28日(日本時間29日)、今年3月に手術を受けた結腸がんがステージ3と診断されたと明らかにした。米スポーツ専門メディア「プレーヤーズ・トリビューン」では3月12日に悪性腫瘍を切除し、4月13日から化学療法を開始したこと、今季中の復帰が絶望的となったことなどを明かしている。【動画】白血病から再起のマウンドへ…カラスコのみならず両軍、ファンも感極まった感動の復帰登板の実際の様子 マンシーニは16年にメジャデビューし、昨季は打率.291、35本塁打、97打点。17年から3年連続20本塁打以上を放ち、その将来を嘱望されていた。今春も例年通りにスプリングトレーニングに参加。体の倦怠感などを感じていたが、「非常にまずいことが起きているとは1秒たりとも考えていなかった」という。
チームが毎年行っている血液検査で鉄分の不足を指摘されて再検査。「27歳だったから、結腸がんを患っているなんてあり得ない(と思った)。がんになるには若すぎると考えていた」というが、医師から3月6日にステージ3の結腸がんと告げられた。さすがに大きなショックを受けたという。
「正直言って、これはショックでしかなかった。僕は若い。ちょうどキャリア最高のシーズンを送ったばかりだった。そして僕は、新たな人生に向かって努力する時期を迎えていた」
3月12日に悪性腫瘍を切除。4月13日から化学療法を開始し、2週間に1度のペースで6か月続ける予定だという。この闘病生活により、新型コロナウイルスの影響で大幅に延期となっている今季中の復帰も絶望的となったが、「僕には新しい挑戦が待っている」として闘病生活への思いを綴っている。
「(ヤンキース剛腕の)ゲリット・コールと対戦することよりも、化学療法をやり抜かないといけない。しかし僕は大丈夫だと、皆に知ってもらいたい。そして化学療法を受けている時も僕は練習だって出来るし、他にもできることはある。それは確信している。だから僕が野球を再びプレーできる時が来れば、準備はできている」
野球人生の絶頂期に襲った結腸がん。4年間で86本塁打を放った強打者は強い気持ちで闘病生活に臨む覚悟だ。