【MLB】“給料泥棒”はどっち? NYメディアが2選手について討論「彼らは大金を盗んだ」(Full-Count)
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大型契約を結びながら期待に応えられず“不良債権”と揶揄された元ヤンキースのジャコビー・エルズベリー外野手と元メッツのジェイソン・ベイ外野手。4年6600万ドル(約71億円)で2010年にメッツ入りしたベイは怪我もあって目立った活躍できず、契約を1年残して2012年オフにFAに。エルズベリーは7年総額1億5300万ドル(約165億円)で2014年にヤンキース入りしながら、こちらも目立った活躍はできず。2018年と2019年は故障で出場なしで2019年オフに契約解除となった。【一覧】「控えめに言っても酷い」 元中日チェン、牧場骨折セスペデスらがランクインした2020年のワースト10契約 ヤンキースとメッツが本拠地を置くニューヨークの地元メディア「SNY」のTV番組「Loud Mouths」では、このニューヨークに本拠地を置く両球団が抱えることになった2人の“不良債権”についてリポーターが討論。どちらがより“失敗”だったかを語り合っている。
同局のリポーターであるイーモン・マカナニー氏はベイを選択。その理由として「エルズベリーがヤンキースに貢献していた“希望”とも呼べる時期が一度ありました。2017年の終盤に彼は27試合で打率.337を打った時期があったのです」と、短期間ではあったものの、エルズベリーが活躍したと指摘。プレーオフ進出に貢献したとしている。
一方で、リポーターのクリス・ウィリアムソン氏は「ジェイソン・ベイは彼に寄せられた期待に応えることができませんでした。しかし、どちらがより失敗作なのかを見てみると、契約内容、金額、その他すべての要素を考慮しないといけないと思います。なぜなら、金額が多ければ、その分期待も大きいのです。この場合はジャコビー・エルズベリーが当てはまります。彼は6年間でたった520試合にしか出場しませんでした」とし、エルズベリーを手厳しく評価している。
そんなウィリアムソン氏の主張にマカナニー氏は「あなたはジェイソン・ベイが不振に陥った姿を見ています。活躍できない日々が毎日続いていました。ジャコビー・エルズベリーは2017年以降姿を消しました」として、両選手のNY時代を総括。最後にウィリアムソン氏は「我々が唯一賛成できる点が1つだけあります。それは彼らが大金を盗んだということです」と結論づけていた。