グリフィーJrまねたイチロー氏にうーん?取材後記(日刊スポーツ)

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<取材後記> イチロー氏(46=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の引退から、1年がたった。現在ソフトバンク2軍打撃コーチを務める新井宏昌氏(67)は、94年にオリックス打撃コーチに就任。プロ3年目の同氏と出会い、孤高のスーパースターが心情を明かせる数少ない野球人になった。2000本を超える安打を残した好打者、新井氏だからこそかわすことのできたイチロー氏との対話を振り返る。【取材・構成=堀まどか】【写真】シアトルでの引退セレモニーでケン・グリフィーJr.氏(右から2人目)から脇腹をつかれ、笑顔を見せるイチロー氏   ◇   ◇   ◇ 長く続いた師弟関係で「イチロー選手とケンカされたことはないのですか?」と聞いてみた。「ないない。ちょっと、うーん? という感じの時はあったけど」。新井コーチが思い起こしたのはイチローがメジャーに行く前。憧れのケン・グリフィーJr.のまねをしたときだった。 「バットを高く構えて動きが固い。彼のしなやかさが消えてしまった。そうすると打ち損じが多くなって、結果が出ない。仰木監督からは『なんとかせえ』って言われるし」と新井コーチも頭を抱えたそうだ。もはや国内では敵なし。次に目指す世界への思いが、にわかグリフィーとなって表れたのか。ただ打席で結果は出ず、断念。「打っていて面白くなかったのでしょう。彼は常に結果を出したい選手だから」と懐かしそうに振り返った。【堀まどか】

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(2020/04/21)