MLBがコロナで収入大打撃の危機 菅野、千賀、山崎らメジャー予備軍どうなる?(東スポWeb)

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 世界のスポーツイベントに大打撃を与えている新型コロナウイルスがメジャー挑戦を目指そうとしている日本人選手の決断にも暗い影を落としそうだ。2001年9月11日、米同時多発テロの時には米国の国民的娯楽「ベースボール」の再開が米国民を団結させ平穏な日常を取り戻す象徴となったが、今回の敵であるウイルスとの戦いはまったく先が見通せない。早ければ今オフにも移籍の可能性がある巨人・菅野智之投手(30)らに与える影響は――。  現在、公式戦開幕を延期し活動停止中のMLBは選手会とともに善後策を検討中。全30球団をアリゾナ州フェニックス近辺に集結させ5月にキャンプを再開、数週間後に2020年のレギュラーシーズンを当地で、無観客の状態で開催する計画が話し合われている。  米国ならではの実験的な有事対応策だが、一方で一部メディア関係者からは「球団首脳、プレーヤーの中には今季のシーズン開幕は不可能とあきらめている人間も多くいる。アリゾナ開催案はあくまで世論の反応を見るためのトライアル・バルーン(観測気球)という思惑が強い」と疑問視されている。ホットスポットとなるニューヨークを中心に現在進行形で全米各地に感染拡大が広がるさなか、浮上してきたシーズン代替案に冷めた声も上がっている。  経済、文化の中心地ニューヨークで死者が医療現場のキャパシティーを超え、テント張りの臨時遺体安置所が街中に設置される戦場のような現状で5月中のキャンプ再開は現実的とは言えない。かといって、シーズン開始のメドを7月や8月にずらせば、日中の気温が40度を超えるアリゾナの灼熱の気候問題、消化試合数の問題、またシーズンを11月、12月まで延ばせば来シーズンにも影響を及ぼしかねない選手のコンディション面の問題が発生し、日程面での調整は難しい。  そんな現実を見据え、MLBと選手会はすでに今季の年俸支払いは「試合数に比例する」との合意を取り付けている。そして、最悪シーズンが行われない場合には「球団が各選手年俸の4%を保証することで訴訟は起こさない」旨、合意している。  当然、試合がなければ球団は収入面で大打撃を覚悟しなければならない。それはシーズンオフの補強予算縮小にも直結してくる。影響を受けてくるのは今オフ以降に、それぞれの思惑でメジャー移籍の可能性を探る日本人プレーヤーたちだ。巨人・菅野、DeNA・山崎康晃投

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(2020/04/11)