DEZOLVEが新境地開拓! 決意のメジャー3作目「Frontiers」リリース(夕刊フジ)

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 【YFM 夕刊フジmusic】  フュージョンの雄「DEZOLVE」が、新境地を開拓する。メジャー3作目のニューアルバム『Frontiers』は、2014年の結成から7年目に入ったバンドの総合力がより打ち出されている。  「初めて4人でひとつの曲を作りました。それがオープニングの『アスタリスク』です。それぞれキーとテンポを統一した曲を4人が持ち寄って、お互いの曲を聴きながらフレーズを抜き出して、1曲にできるように整えていきました」とギターの北川翔也。  オープニング曲といえば、メジャー以前も含めた過去4枚のアルバムではロックテイストが多分に詰め込まれていたが、今作ではフュージョンそのものの色彩。改めて決意表明のようなものにも思えるが、聴き続けていくうちに、1曲1曲の表情がガラリと変わっていく様子は今までと変わらない。  北川が作曲した6曲目の『ア・デイ・イン・ザ・サンライト』はボサ・ノヴァ、ドラムの山本真央樹の7曲目『ヒドゥン・サンクチュアリ』はエスニックな香り漂う、プログレ/アヴァンギャルドな一面も見える難曲。キーボードの友田ジュンの9曲目『ロンド・ウィズアウト・アンサー』は「スパニッシュ風な味付けにしました」とバラエティーに富み、ベースの小栢伸五のノスタルジックな12曲目『メモリーズ』が心地よくバンドをまとめている。  さらに、「バンドとしての境界線を広げていく意味でのフロンティアーズ。初めてボーカルを取り入れる挑戦もしています」と北川。3曲目『リ・フルーション』に参加しているのはシンガーソングライターのやなぎなぎだ。  今後は、ライブの確立が大きな目標のひとつ。新型コロナウイルスの影響でままならない状況だが、「満遍なくやっていけるようにしたい。みんないろいろなサポートをやりつつだから、スケジュールをそろえるのが大変なんですが、ディゾルブをしっかりと帰ってこれる場所にしたいです」と友田。  「僕がセットリストを決める係なんですが、5枚もアルバムを出していると曲もかなりの数になります。なかには10分の大曲もあるから、選ぶのは楽しいけど大変なんです」と、北川がワクワクした表情を見せる。停滞気味の音楽界をカラッと明るく変える超絶テクバリバリの快演を、ファンも心待ちにしている。

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(2020/04/10)