国内男女ツアーは注目度ガタ落ち…海外メジャー日程変更のあおり食う(日刊ゲンダイDIGITAL)

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 歓迎できない人も少なくない。  新型コロナウイルスの世界的流行でゴルフ界も大打撃を受けている。国内の女子ゴルフは、5月7日開幕のワールドレディスサロンパスカップが中止を発表。これで10戦連続中止となった。男子ゴルフのメジャーを主催する各団体も6日、大会日程の変更や中止を発表した。  とりあえず中止が決まったのは全英オープン(7月16~19日=ロイヤル・セントジョージズGC)だけで済んだが、日程変更のあおりを食うのは国内男女ツアーだ。  6月から9月に延期になった全米オープンはANAオープンと、11月開催のマスターズは三井住友VISA太平洋マスターズと同週に行われる。時差こそあれ、世界のトップがしのぎを削るメジャーと同時期に国内で試合をしても人気選手がいなければ注目度は低い。また、メジャーに出場するプロは余裕をもって渡米するため同一週の国内大会を欠場するだけではない。 「男子だけではない。女子のメジャー大会のひとつ、ANAインスピレーションは4月第1週から9月にスライド。国内メジャーの日本女子プロゴルフと日程がバッティングする。東京五輪の出場を狙う渋野日向子、鈴木愛はポイントを稼ぐために渡米するでしょう。全米女子オープンは国内ツアーの最終戦が終了して中1週後。オフはスポンサーへの挨拶回りがあって調整が難しい。でも、東京五輪に出たい選手は全米に出場するしかない」(ツアー関係者)  8月20日開幕予定の全英女子オープンは、ディフェンディングチャンピオンの渋野や多くの日本選手が出場するので同週の国内ツアー(CATレディース)は華やかさを欠き、ファンの関心は低くなる。  夏ごろまでに新型コロナウイルス感染が終息しなければ、メジャーも冠大会もすべてが中止になるだろうが、ゴルフ観戦に飢えているファンはヘボなプレーは見たくない。今季の国内男女ツアーは、ますます見どころがなくなってしまう。

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(2020/04/10)