MLB:秋信守、マイナーリーグ選手たちにポンと2000万円(朝鮮日報日本語版)
【リンク先抜粋】
レンジャーズ傘下191人に寄付
米大リーグで活躍中の秋信守(チュ・シンス、37)=テキサス・レンジャーズ、写真=が、生活に苦しむマイナーリーグの選手たちのために寄付をして感動を呼んでいる。
AP通信は2日、「秋信守はレンジャーズ傘下のマイナーリーグ・チームの選手191人全員に1000ドル(約10万円)ずつ、合計19万1000ドル(約2000万円)を出すことにした」と報道した。秋信守は「マイナーリーグで7年間プレーしたが、金銭的にかなり大変だった。当時より環境は良くなったが、今のマイナーリーグの選手たちはまだ余裕がない」と支援の背景を明らかにした。
大リーグのキャンプが中止され、シーズン開幕が延期されている中、ベテランの高額年俸選手は先払い金として一日に数千ドル(数十万円)を受け取る。しかし、マイナーリーグの選手は週給が数百ドル(数万円)に過ぎず、生計を脅かされている。秋信守は「20年前に米国に初めて来た時、私が持っているものは何もなかったが、今では野球のおかげでいろいろなものを享受できるようになった。今はプレーするのも大変な選手たちを救うべき時だ」と言った。マイナーリーグの選手エリー・ホワイト(25)は「秋信守選手は1000ドルのほか、毎週支給される食費『ミール・マネー』1100ドル(約12万円)も野球が中止されている間、僕にすべて送金すると言ってくれて、本当に感動した」と語った。レンジャーズと1億3000万ドル(約140億円)で7年契約を結んだ秋信守は最後の年となる今季、同チーム内で最高額の年俸2100万ドル(約22億7000万円)を受け取る。
また、秋信守は新型コロナウイルス感染拡大に対応する米国人に対して、「みんなマスクをせずに外を歩き回る」「いつもの生活に戻りたいなら、みんな家にいるべきだ」と苦言を呈し、韓国の事例を挙げた。