山梨学院・小吹悠人 忘れられぬイチローへの大歓声(日刊スポーツ)
【リンク先抜粋】
<ドラフト候補生全員!? 会いに行きます>
山梨学院の大型遊撃手、小吹悠人内野手(2年)は09年、テレビで見たWBC決勝の大歓声が忘れられない。【写真】左越え本塁打を放ち本塁へ向かう 山梨学院・小吹延長10回、イチロー(マリナーズ)の勝ち越し打。「あの大歓声を聞いて、野球ってスゴイと思い野球を始めました」。少年の心を射止めた野球。「もっと上手になりたい」と練習が終わっても、自宅で約2時間の壁あてを日課にした。小学校卒業時まで続けた地道な壁あてが、ボールの扱いと制球力、強肩を育てた。
投手として中学時代はU15ボーイズ日本代表にも選ばれたが、強肩が買われ高校からは遊撃手に。「ポジショニングなど投手経験が生きている」と胸を張る。課題の打撃も、この冬、ロングティーを取り入れ強打を徹底。長打力にも自信をつけた。「チャンスで打てる打者に。そして、高校NO・1遊撃手と言われるようになりたい」。
あの日見たWBC決勝のように。小吹は、甲子園で大歓声を浴びる日を、心待ちにしている。【保坂淑子】