巨人・菅野に開幕延期は吉か凶か “フル回転”ローテはメジャーへの試金石(日刊ゲンダイDIGITAL)
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巨人の菅野智之(30)が13日、楽天とのオープン戦に先発。3回1安打無失点の好投。万全の仕上がりを見せた。
巨人はこの日も敗れ8連敗。オープン戦ぶっちぎりの最下位に沈む。原監督は前日に苦言を呈したが、菅野に関しては「これまでで一番良かった」と評価した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕は延期となった。現在は4月10日以降に開幕する複数のパターンを想定し、日程の再編を進めることになっている。開幕投手が内定済みの菅野にとって、1カ月近い延期により、モチベーションの維持や調整は困難を極めそうだ。
シーズンの143試合は例年以上にタイトなスケジュールで行われる見込み。CSや日本シリーズも通常通りで、巨人がポストシーズンに進出したと仮定すると、150試合超。最短で目指している4月10日に開幕した場合、その間の練習試合を全て行えば17試合。本来の開幕日だった20日から実に170試合ほどを消化しなければならない。これはレギュラーシーズンの162試合にポストシーズン分を合わせ、182試合を戦う可能性があるメジャーに迫る試合数である。
過密日程の中でこれをこなすには、菅野を中心とした“フル回転”ローテを組まなければ回らない。さる球界関係者がこう言った。
「今年は6連戦が多いと予想される新日程で先発は6人必要。それでも、今の巨人には6人で1シーズンを回すには駒が足りない。途中から厳選メンバーで『中4日』を強いられる可能性が出てくる。これはエースの役目です。さらに夏には東京五輪が控える。菅野にとっては過酷な年になるが、絶好の試金石でもある。好成績でケガなく乗り切れれば、オフにポスティングを使ったメジャー移籍も見えてくる。本人は実力よりコンディション面の不安が大きいようですから」
裏を返せば、これでもしパンクするようなら、メジャー挑戦は厳しいともいえる。ケガをした瞬間、「断念」もあり得るということだ。
