ソフトバンク・柳田 イチロー流を貫けば「40歳まで現役」と新井打撃コーチが太鼓判(東スポWeb)

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【赤坂英一 赤ペン!!】ソフトバンクと7年契約を結んだ柳田は今キャンプ、「リハビリ組」で調整中だ。昨年は開幕直後の4月に左太もも裏を痛めて戦線離脱し、11月には右ヒジも手術。現在は時折、二軍の球場で黙々と特打をやっている。  左方向へ詰まり気味に飛ぶ打球が多く、柳田が「アカン!」と不満げに漏らすことも多い。が、そんな柳田を王会長と見守る新井二軍打撃コーチは「状態はいいですよ」と、こう解説してくれた。 「左方向へ詰まったような打球が飛ぶのは、柳田の(ミート)ポイントが近いから。近くで捉えて、パワーでスタンドまで持っていく。ポイントが少し前になると、右へも本塁打が打てます。心配する必要はありません」  そう言って、王会長や自分が指導したイチローと比較し、柳田は打撃スタイルが根本的に違うこと。それだけ柳田がいかに独特の打撃をしているかということを、新井コーチはかんで含めるように語ってくれた。  自らも現役時代2038安打を記録した打者だけに、技術論には大変説得力がある。では、7年契約を結んだ柳田が今後、気をつけなければならないことは何か。新井コーチは2006年、球界初の7年契約を結んだ松中を引き合いに出した。 「松中はヒザの故障で休みがちになり、現役晩年は尻すぼみになった。柳田も手術した右ヒジより、左太ももをしっかりケアしないといけません。これからは年齢を重ねるにつれて、より下半身の状態が重要になってきます」  ただし「シーズン中に休み休み出場するのはかえってよくない」と、新井コーチは指摘する。 「年を取ったら、若いころ以上に試合に出る必要がある。休みを挟んだりしたら、逆に衰えが進むんですよ。柳田なら、しっかりと体のケアをすれば、35~36歳までは十分、毎試合スタメンで出場できます。45歳までプレーしたイチローもそういうタイプだった。スタメンが減ってからもベンチ裏でスイングやトレーニングをして、汗をかくことを怠らなかった」  打者としてのタイプは違えども、柳田がイチロー流のスタイルを貫けば「40歳までプレーできる」と言うのだ。柳田自身は7年契約満了後、38歳での引退を示唆しているが、新井コーチの話を聞くと、いかにももったいない気がしてくる。  ☆あかさか・えいいち 1963年、広島県出身。法政大卒。毎週金曜朝8時、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」出

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(2020/02/18)