バルサ・安部裕葵、五輪絶望的 右太もも裏腱手術で5か月間離脱(スポーツ報知)

【リンク先抜粋】
 U―23代表の背番号10番で、スペイン1部バルセロナに所属するMF安部裕葵(21)の東京五輪出場が絶望的となった。バルセロナが11日、3部相当のBチームでプレーする安部がフィンランドで右太もも裏の腱(けん)の手術を受け、5か月間離脱すると発表。森保一監督(51)が高く評価するドリブラーの五輪メンバー入りは極めて厳しい状況となった。  安部の東京五輪出場が絶望的となった。クラブが全治5か月の離脱を発表。安部は「日の丸を背負って戦うことはすごく憧れだし、そうなりたいとずっと思っている」と五輪出場への夢を語っていたが、7月に開幕する本大会でのメンバー入りは大きく遠のいた。  攻撃的MFとして2列目を主戦場とする安部は、昨年夏に鹿島からバルセロナへ移籍。ドリブルや的確な状況判断力を武器にBチームでレギュラーを奪った。リーグ戦20試合で4ゴールを記録していたが、今月2日のリーグ戦でドリブルを試みた際に右太もも裏を負傷。自力で歩くことができず、スタッフに両肩を支えられながらピッチを後にしていた。  安部は2018年にJリーグで最も活躍した若手選手に贈られる「ベストヤングプレーヤー賞」を受賞。昨年の南米選手権でA代表デビューし、昨年12月のU―22代表国際親善試合のジャマイカ戦(9〇0・長崎)では背番号10でプレー。東京五輪の攻撃的MFは久保建英(18)=マジョルカ=、堂安律(21)=PSV=が現段階で主力とみられるが、センターFWのプレーも可能で、久保や堂安と異なり、右利きの安部は森保監督の期待も高かった。  森保監督は7日に安部の負傷を受け、「(東京五輪の)メンバー選考に入ってくる選手であることは間違いない。それだけのパフォーマンスを12月の段階で見せてくれていた」と話し、「本人も切り替えていると思います。少しでも早く良くなってもらえれば」とコメントしていたが、五輪でのプレーは絶望的に。金メダルを目指すチームにとっても大きな痛手となる。  ◆安部 裕葵(あべ・ひろき)1999年1月28日、東京・北区生まれ。21歳。城北アスカFCで本格的にサッカーを始め、本田圭佑がプロデュースする「ソルティーロFC」を経て広島・瀬戸内高へ。2017年に鹿島入り。同年4月1日のリーグ第5節の大宮戦でデビュー。18年Jリーグベストヤングプレーヤー賞。19年6月の南米選手権でA代表デビ

続きはこちら

(2020/02/13)